ステッパーは器具の特性上、足を踏み込むと自然に反対側の足が上がってきます。そのため、足を上げるための筋肉を使いません。ダイエットで引き締まった体型を目指すのであれば、骨盤の表面についている深い部分にある大腰筋や腸骨筋などを使うことが必要です。ステッパーは足を引き上げる動作もなく、蹴ることもしませんが、大腰筋を使うような上半身の運動をちょっと工夫して付け加えるだけで、ずっと効果的な使い方ができます。ジムなどに行っても、もくもくとステッパーを踏んでいるだけの人、いますよね? せっかくステッパーをやるのであれば、「基本的にはエアロビクスのようなもの」と考えて、全身を動かしましょう!
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ステッパーは、踏み込んだ回数と負荷のかけ算で、エネルギーの消費量が決まると考えられます。だから、1分間にたくさん踏んだ方がダイエットには、効果があるんです。ステッパーには、何段階かの負荷を調節できるものもありますが、10分や20分、30分の範囲の運動であれば、負荷の大きさによる効果の差はあまりありません。筋肉を強化したいのであれば、こんなレベルの運動ではありませんから! 重〜い負荷で少ししか踏まない20分と軽い負荷でたくさん踏む20分では、体内で同じ変化がおきて、同じように筋肉は鍛えられていたのです。見当違い? の重〜い負荷のエクササイズ、みなさんはやっていませんでしたか? 10分も続かないような負荷であれば、そもそも負荷が重過ぎるので、軽くしてくださいね。
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だからといって、サクサクとペダルを踏み込めて、心拍数が上がってこないような負荷でもダメです。適度な負荷で、同じリズムで踏み込めば、きちんと心拍数は上がってきます。10、20分の範囲であれば、筋肉に対する強さではなく、全身の運動に対する強さを調整するために重さを変える必要があるのです。 |
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石井直方先生
プロフィール |
東京大学大学院総合文化研究科教授(広域科学専攻・生命環境科学系)。ボディビルでミスター日本優勝、ミスターアジア優勝、世界選手権3位入賞という実績を持つ。主な著書・監修書に『大腰筋ダイエットで即効!お腹やせ』(小学館)『若返りホルモンダイエット』(スキージャーナル)『みんなのレジスタンストレーニング』(山海堂)などがある。
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