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多くの女性がダイエットをしていますが、その原因の多くは便秘。ここ数十年の食生活の変化で老若男女が便秘に悩むようになりました。便秘になると、腹部の膨張感はもちろん、腸に腐敗物が滞ることにより、体のあちこちに毒素が溜まるようになります。それがやがて、脂肪や吹き出物という形で現れてきます。女性にとって「便秘は大敵」というのも納得できますね。
ヨーグルトがダイエットに適した食材といわれているのは、乳酸菌が多く含まれているという事実にあります。
肥満傾向にある人の9割が便秘症だといわれています。この体質を改善してくれるのが、乳酸菌です。腸内に入った乳酸菌が、善玉菌のビフィズス菌をふやし、悪玉菌の活動を抑えます。腸内環境は日々変わっていくので、毎日ヨーグルトを食べることで、慢性的な便秘から卒業できるのです。 |
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ヨーグルトは便秘を解消してくれるだけではありません。すこし前に、米国の肥満学会で「乳製品のカルシウムに内臓脂肪を減らす働きがある」というレポートが発表されました。
カルシウムが脂肪を燃焼させる酵素の働きを阻害する「副甲状腺ホルモン(PTH/活性阻害ホルモン)」を減らす役割があるというものです。これはつまり、「カルシウムが不足すると脂肪が燃焼されない」ということ。また、同時に血液中の血清の中にあるカルシウム濃度が低いと、体脂肪・体重が増加することがわかったのです。 |
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このレポートを見て、私は日本人のカルシウム不足と肥満増加に深いかかわりがあると、改めて思い知りました。日本人はカルシウムというと小魚をイメージする人が多いようですが、じつは、小魚のカルシウムの吸収率は25〜30%。いくら食べても吸収しなければ意味がありません。そこでカルシウム吸収率の優れた食材としておすすめしたいのが、ヨーグルト。ヨーグルトは40〜45%以上のカルシウム吸収率があります。
人間の体はカルシウムのような重要成分が不足すると、仮性の飢餓状態になります。すると体を守ろうとして、副甲状腺ホルモンが逆に増えてしまいます。これは人体の「恒常性保持(ホメオスタシス)」の働きによって生命を維持しているから。ダイエットは上手に行わないと、かえって肥満の傾向が慢性化します。これを飢餓誤認症候群といいます。
今回はそんなヨーグルトがふんだんに食べらる上、ダイエットの機能性がアップする食べ方を紹介します。 |
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お話/共立女子大学大学院家政学研究科 人間生活学専攻教授 中澤勇二先生 |
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