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| 発芽玄米ダイエット |
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540〜14,250円 |
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2週間〜12カ月 |
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らくちん |
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あり |
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あり |
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『健康』2002年1月号 |
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内臓の汚れを拭い去り
脂肪とコレステロールを流す新発見物質が
発芽玄米に含まれていた |
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●解説してくれる人
東京大学名誉教授・医学博士/石川隆俊
●先生のプロフィール
ナシ |
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脂質代謝を高めて肥満を改善するイノシトール |
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1998年に京都で米ぬかに含まれる成分についての国際会議が行われました。
そこで大きな話題となったのが、穀物の種のぬかや胚芽、外皮に含まれるイノシトールとIP6という成分です。
イノシトールはビタミンB複合体の仲間で、人間の体内では脳、神経系などに広く存在し、生命維持のための重要な役割をしています。
またイノシトールは体内で脂肪やコレステロールを体がエネルギーとして使えるようにコントロールするという働きを持っています。
ある実験では、2組のラットに高濃度の砂糖をまぜたエサを与え、一組にはエサだけを、もう一組にはエサとイノシトールを与えて、コレステロールや脂肪の数値を調べました。
すると、イノシトールを与えたラットだけに、肝臓の重量、コレステロール、中性脂肪が減少するという結果がみられたのです。イノシトールには肝臓の脂肪をとり除き、コレステロールや血中の脂肪の流れをよくする効果があることがわかりました。
また、イノシトールには脂質の代謝を高める働きもあります。つまり、脂肪を減らすだけではなく、やせやすい健康な体をつくることに役立つ成分といえるでしょう。
そのほかにもイノシトールには血圧を下げる、精神を安定させるなどの効果があることがわかっています。 |
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高いガン予防効果を持つ
IP6が含まれる |
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イノシトールは、体内でわずかな化学構造上の変化を起こして、IP1〜IP6という6つの家族を生みます。
イノシトールとIP1〜IP6は単体でも生命維持に欠かせない働きをします。また、いずれかが共同で働き、健康維持のためにたいへんよい効果をもたらすこともあります。
なかでもとくに注目されているのが高い抗ガン作用を持つIP6(アイピーシックス)です。
IP6とは「イノシトール6リン酸」の略称で、フィチン酸とも呼ばれます。
かつてこのフィチン酸は、体内のカルシウムや鉄と結合し、その働きを阻害すると考えられていました。どちらかというととりすぎてはいけないものだと思われていたのです。
ところが、最近の研究によってこのIP6が、ガン予防、心臓疾患、動脈硬化症、高脂血症、糖尿病、精神病など、いろいろな病気の改善・予防効果を持つことが判明したのです。 |
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食物繊維だけではなかった |
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IP6の働きが発見されたきっかけは、米国メリーランド大学医学部の医学博士・シャムスディン教授がフィンランドとデンマークのガン発生率の差に着目したことにあります。
従来の大腸ガン予防研究では、食物繊維にばかり重点が置かれ「食物繊維を多くとればとるほどガンの発生率が低下する」と考えられていました。
ところが、デンマークとフィンランドの人々の食物繊維摂取量を調査すると、双方とも同じくらいの食物繊維をとっているにもかかわらず、デンマークのほうが大腸ガンの発生率が2倍も高いということが判明したのです。
そこで、さらにそれぞれの食生活の違いをこまかく調べたところ、フィンランド人のほうがぬかや胚芽のついた穀物をたくさんとっていることがわかりました。
つまり、IP6の多い穀物を中心に食事をしている人々のほうが、大腸ガンの発生率が少なかったのです。
その後、シャムスディン教授はこのIP6が大腸ガンだけでなく、肺ガン、乳ガンなどの多くのガンを抑制する効果があることを、ラットを使った実験によって確認しています。
またIP6は、病気や老化のもととなる活性酸素の害を2/5以下に抑えることもわかりました。これがIP6はガンだけでなく、生活習慣病の予防や改善にも有効に働くゆえんなのです。
長い間放置されていた植物の種が、条件が整ったとたんに発芽することがありますね。
これは、IP6が種子を有害な物質や刺激から守り、発芽する力を維持できるよう、生命を守るという働きを持っているからなのです。 |
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ミネラルバランスを整えて
コレステロールを下げる |
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イノシトールとIP6には、コレステロールや脂肪など、体内の汚れを除去する効果もあります。
コレステロールがふえすぎる理由のひとつとして、体内の銅と亜鉛のバランスの崩れがあります。IP6は、この亜鉛と銅の比を正常化させ、コレステロールを正常な状態に整える働きをします。
実際に高コレステロール食で飼育された実験動物にIP6を与える実験でも、IP6を与えない場合にくらべて、コレステロール値が19%、中性脂肪値が65%低下するという結果が出ています。
またIP6には、血管の栓の原因となる、血管壁の「石灰化プラーク」をとかし、血液をサラサラにする作用もあります。 |
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発芽玄米を
1日に100g食べるだけでよい |
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イノシトールとIP6には、コレステロールや脂肪など、体内の汚IP6は常にイノシトールと共同して働き、両者をあわせてとるほうが、より強力な効果が得られます。発芽玄米には、このイノシトールとIP6の両方が豊富に含まれています。
イノシトールの欠乏は、比較的容易に起こります。加工食品、砂糖、アルコール、カフェインを多く摂取すると、イノシトールの欠乏が起きやすくなります。
またイノシトールは、一度に大量にとっても体内で貯蔵することができません。
発芽玄米なら、主食として継続的に食べることができますから、ほかの穀物よりもイノシトールおよびIP6を効率よくとることができるでしょう。
IP6の理想の摂取量は1日1〜2g。発芽玄米には約2%のIP6が含まれていますから、1日に100〜120gを食べるようにすれば、イノシトールおよびIP6の効果を充分に得ることができます。 |

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